人工芝の防草シートは必要?種類・敷き方・選び方をDIY施工事例で解説|エターナルターフ

防草シートを敷いて仕上げた人工芝の庭(愛知県高浜市・約50㎡のDIY施工事例)

この記事の結論

人工芝の下に防草シートはほぼ必須です。とくに土・砂利の下地では、省くと1〜2年で雑草がパイルを突き抜けてやり直しになります。逆にコンクリート・タイル下地では不要。選ぶなら透水性のある不織布タイプの厚手(耐用年数の長いもの)を、10〜15cm重ねて固定ピンで留めるのが失敗しないコツです。

「人工芝を敷けば雑草は生えないんでしょ?」——これは人工芝DIYでいちばん多い誤解です。じつは人工芝そのものに防草効果はほとんどありません。雑草を止めているのは、その下に敷く防草シートのほう。ここで手を抜くと、せっかく仕上げた庭が数年で雑草だらけに逆戻りしてしまいます。

この記事では、単なる商品説明ではなく「必要かどうかの判断」→「種類の選び方」→「実際のDIY施工事例で見る敷き方」の順に、これから庭を作る人の目線でまとめました。

そもそも防草シートは必要?下地別に判断【結論:土・砂利は必須】

雑草が生い茂った施工前の庭。防草シートが必要になる典型的な下地

結論から言うと、必要かどうかは「下地」で決まります

  • 土・砂利の下地 → 必須。 地面に眠った雑草の種や地下茎が、人工芝の水抜き穴や継ぎ目から光を求めて伸びてきます。防草シートで光を遮ってはじめて雑草が止まります。
  • コンクリート・タイル・ウッドデッキ → 基本は不要。 そもそも土がないため雑草は生えません(下地ごとの違いは人工芝の下地別の敷き方まとめで解説しています)。

「人工芝だけで大丈夫」と省略して数年後に後悔する——これはDIYの典型的な失敗パターンです。土の上に敷くなら、防草シートは“オプション”ではなく“下地工事の一部”と考えてください。

防草シートの種類と選び方|織布 vs 不織布・厚み・耐用年数

防草シートの選び方チェックリストのイメージ

防草シートは大きく「織布(おりふ)」と「不織布(ふしょくふ)」の2種類。人工芝の下に使うなら、結論は不織布の厚手一択です。理由は下の表のとおり。

種類 特徴 雑草の突き抜け 人工芝下での相性
織布(薄手) 安価。糹を織った目に隙間がある スギナなど鋭い雑草が突き抜けやすい △ 短期・仮設向け
不織布(厚手) 繊維を圧縮。隙間がなく透水性も◎ 突き抜けにくい ◎ おすすめ

選ぶときの目安は、①不織布であること、②透水性があること(水はけは人工芝の必須条件)、③耐用年数が長いこと。人工芝は10年前後使うものなので、防草シートも同等の寿命があるものを合わせないと、シートだけ先に劣化して雑草が復活します。人工芝の下地用に設計された不織布タイプのEternal防草シート(WP10)のように、人工芝とセットで使える製品を選ぶと安心です。

【DIY施工事例】愛知県高浜市・約50㎡の庭で見る防草シートの敷き方

実際の流れを、愛知県高浜市のDIY施工事例(約50㎡)の写真で見てみましょう。使ったのは人工芝エターナルターフT35(パイル長35mm)と、上で紹介した防草シートWP10です。

整地した地面に防草シートを全面に敷いているところ

手順1:整地する 雑草を根から抜き、石やゴミを取り除いて地面を平らに。ここが甘いと仕上がりが凸凹になります。
手順2:防草シートを敷く 端は10〜15cm重ねて、すき間なく全面に。写真のように土が見えないよう覆うのがポイントです。

固定ピンとジョイントテープで防草シートを固定している様子

手順3:固定する 固定ピン(JS-P15)でシートを地面に留め、継ぎ目は単面ジョイントテープ(JS-ST15)でズレを防ぎます。
手順4:人工芝を敷く 防草シートの上に人工芝を広げ、同じくピンと継ぎ目テープで固定して完成です。

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防草シートを敷くときの3つのコツと注意点

防草シートの上に人工芝ロールを敷いていく様子

  1. 重ね幅は10〜15cm。 すき間があると、そこから雑草が顔を出します。ケチらずしっかり重ねましょう。
  2. 固定ピンは端と継ぎ目を重点的に。 風でめくれる・ズレる原因の多くは固定不足です。本数やピンの選び方は人工芝の固定方法まとめも参考にしてください。
  3. 必ず透水性のシートを。 防水タイプを使うと水たまり・カビの原因になります。人工芝は水はけが命です。

着工前の準備の全体像は人工芝を敷く前のチェックリスト10にまとめています。事前にざっと目を通しておくと、当日の手戻りが減ります。

よくある質問

Q. 人工芝だけ敷いて、防草シートは省いてもいい?

A. 土・砂利の下地ではおすすめしません。人工芝の水抜き穴や継ぎ目から雑草が伸び、1〜2年で貫通することが多いためです。コンクリート下地なら省略できます。

Q. 防草シートはどのくらい重ねればいい?

A. 10〜15cmが目安です。重ねが少ないとすき間から雑草が出るので、シート同士をしっかり重ね、固定ピンで留めてください。

Q. 防草シートの寿命はどれくらい?

A. 製品によって差がありますが、人工芝は10年前後使うため、同等の耐用年数がある厚手の不織布を選ぶと張り替えの手間を減らせます。


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元記事はこちら(人工芝ドットコム公式コラム)

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